FrontPage
時折エラーが発生するようですので、そのときはリロードしてください。
ズレのブログを移転しました。
新しいブログのURLは以下の通りです。
http://zure.net/wordpress/
こちらの記事はコメント欄とトラックバックを停止しました。いくつか主要なページは新ブログに移行するつもりですが、大半のページはそのままこちらに置いておくことになると思います。
2009-1-21
Talking Heads - Remain in Light
Talking Headsの4枚目のアルバムであり、Brian Enoと組んだ最後のアルバムとのことです。自分はこのアルバムに入っている"Born Under Punches"目当てで買ったのですが、全体通しても素晴らしいアルバムだと思います。今でこそ、こういうアプローチを取ったバンドが普通にいるわけですが、リリースされたのは1980年。当時のことはわかりませんが、さぞかし衝撃的だったことでしょう。
いかにもニューヨークにいそうなニューウェーブのサウンドを特徴としていますが、このアルバムではかなりファンク、アフリカンミュージックの要素を取り入れていて、ロックでありながら腰が振れてしまうような、そんな感じの音です。いかにも神経質な感じのボーカルやペナペナなエフェクトが満載のギターと、白人ノリでありながらもちゃんとファンキーなツボを押さえたリズム隊のバランスが良い。
やはり一曲目の"Born Under Punches"が最高かな。(ちょっとヘタクソだけど)いかにも都会的なギターのカッティングと不器用だけどちゃんとバキバキの音色を出しているベース、愁いを帯びたボーカルのコーラスワーク。中間部分で聴かせるフリーキーなシンセ。ちょっとゆっくりのテンポの曲だけれど、とにかく執拗に繰り返されるギターリフともの悲しげな曲の雰囲気を味わっていると、かなり献身的にダンスをしたくなってくるというか。オルタナティブなダンスミュージックとしてもよし、ロックとしてもよし。
その次は、ダンスクラシックとして名高い"Once in a Lifetime"だろうか。このアルバムのコンセプトに沿った形で、キャッチーな曲を作ったらこんな感じになるのかな?あまり何も考えなくても楽しめる。僕も昔リエディットものを良く掛けていました。
あと、"Listening Wind"の退廃感が素晴らしい。ジャンルの融合って事がどうとかではなくて、音楽の佇まいがかっこいい感じ。Talking Headsのアート的なセンスが際だっている曲だと思うんだけれど、どうでしょうか?
ニューウェーブっぽいものが好きなら当然としても、ロック耐性のあるダンスミュージック好きなら聴いておいて損はないんじゃないでしょうか?原点に触れる良さはちゃんと感じ取ってもらえると思います。
{{itrackback}}[音楽,Rock,Talking Heads,Punk,Brian Eno][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2009-1-5
Carl Craig & Moritz von Oswald - Recomposed
テクノの巨匠、Carl CraigとMoritz von Oswaldがタッグを組み、1年の歳月を掛けてクラシックの名曲をまさに「再作曲」した、かなりヤバイ代物!リリースしているレーベルはクラシックのレーベルであるグラモフォン!テクノのレーベルじゃありません。カラヤン指揮のベルリンフィルによって演奏された「展覧会の絵」「ボレロ」「スペイン狂詩曲」の3曲を納得の技で素晴らしいアルバムに仕上げています。
凡庸なテクノアーチストならば、クラシックならではの印象的なフレーズをサンプリングしてループして、キックを付けてイッチョ上がり!にしてしまうんでしょうが、そんな浅はかな考えは微塵も感じさせません。おいしいとこ取り、あるいは、クラシック風のテクノではないのです。タイトルの通り、「Recomposed」なのです。有名で印象的なフレーズはあえて使用せず、「あれ、そういえばこんなフレーズあったような・・」という部分を取り出しています。アルバム通して、キックがズンドコ言ってるのは5分にも満たない長さで、決してダンス仕様ではないのですが、ふつふつと静かな高揚感が沸いてきます。全体で1曲と捉えて聴いてみると、いかにこのアルバムが計算されているかがわかるでしょう。「現代的なテクノロジーがクラシックの世界と融合」なんて陳腐な表現は使いたくありません。テクノのお作法とクラシックのお作法を尊重しつつ、ミニマルの感覚を生かしながらクラシックの組曲仕立てにしているアプローチ。曲が長い?短い?どっち?聴いていると吸い込まれそうになって、訳がわからなくなってきた。アンビエントというにはアバンギャルドだし、でも、静かに聴くのが一番だし。単純なようでかなり底が深い。このアルバムの位置づけを決めるのは容易なことでは無さそうです(多分、できない)。
MoritzがBasic Channelで見せたようなあの深い霧の中のようなダブは出てきませんが、手前味噌でも手癖でもない新たな一面を見せています。未だにMoritzが90年代の遺産を追い求めている人は、このアルバムと45回転のヒヤヒヤのダブセットを聴いて出直した方が良いと思います。Carl Craigもいいですね。強烈な印象のシンセサウンドは健在ですが、より全体の構成美を意識したすばらしいバランス感覚を見せています。"Theo Parrish - Falling Up (Carl Craig Remix)"(リンク先はYouTube)で見せた、あの控えめながらも無限の世界にはまりこむあの作風を踏襲していると思って良いでしょう。全然、別物だけど。聴けば、わかるはず!
自分は元ネタとなった原曲の方を聴いてみたくなりました。音の世界がひろがること請け合いです。
ついでに
以下、YouTubeでさらりと聴けますので、聴いてみるのが早いでしょう。
- Carl Craig & Moritz von Oswald - Movement 5 (Part 1)
- Carl Craig & Moritz von Oswald - Movement 5 (Part 2)
Moritzのヒヤヒヤのダブ感覚が聴ける音源は、以前に紹介した"Rhythm & Sound - paxahau 8 year detroit 03.09.06"で聴くことができます。ミニマルダブの音源は数多くありますが、レゲエを掛けてる音源はなかなか無いですよ!
{{itrackback}}[音楽,熱い,ヤバイ,Techno,Classic,Detorit Techno][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2008.12.31(Wed) '08-'09 COUNTDOWN PARTY - NEW YEARS SHIZUOCAN @ Jakata
ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
毎年恒例のお祭り騒ぎも舞台をJakataに移したことで、若干、ビシッとした雰囲気になったというか、クラブプレイらしい選曲をする人が多かったですね。でも、新年を迎えてのクラッカーとシャンパンの回し飲みが行われ、へべれけな人多数でした。
自分は2:00からのプレイと言うことで、モダンなテクノを中心にプレイしました。でも、あんまりシンプルなビートを奏でてしまうのはなんなので、泣きながら恍惚として、そのまま音の波にのまれてしまうような、綺麗な粒子にほの見えるドープな落とし穴。。そんなプレイを心がけてみました。プレイしている当人は結構ヘロヘロでイコライザー使いもままならない状態でしたが、いい結果を残せたと思います。
あの時間帯でも音を貪欲に求めて踊り狂ってた人に、感謝感激です。やっぱり、曲が盛り上がってきて、混沌とした雰囲気ができあがるとうれしくなります。バーってフロアのみんなが手を挙げている様を見ていると、こみあげてくるものがあって、たまりません。終わった後も10人ぐらいから、「良かったよ!」という声がかかるなんて初めてのことです。
色々、試行錯誤した結果が出たという感じで大満足の一夜でした。
パーティの詳細
DJs: KATSU, KAZAOKA, ISHIKAWA, YSK, AONO, ZED-OSHO, MORI, COS, KOZI, KAZUYOSHI
VJs: SANOANI, RYOTA
CHARGE: 2,000YEN WITH 1 DRINK
DATE: 2008.12.31(WED) 20:00 OPEN
今年もカウントダウンパーティでプレイさせていただくことになりました。そして、Jakata初プレイ!ここのところ、毎週のようにイベントが目白押しの静岡界隈ですが、なんつっても年越しですからね。例年を更にしのぐお祭り騒ぎが繰り広げられるでしょう。
KAZUYOSHIさんから、「お前、年末大丈夫か?」とか念を押されてしまいましたが、色々ウッシッシなネタを仕込んでますからね。気合い充分、多分、大丈夫です!バッチリ決めてやりますとも。
{{itrackback}}[音楽,静岡のパーティ,Techno,House,zedosho][カテゴリ:音楽][カテゴリ:zedosho]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2008-12-25
僕らのミライへ逆回転(Be Kind Rewind) - ミシェル・ゴンドリー 2008米
いまだにビデオテープしか置いてない街角のレンタルショップ。そこは30年代に活躍した伝説のピアニストの生家だというが、いまや再開発のため取り壊しの運命に。そんな中、店員のマイクは店長から店の留守を預かる。やる気満々のマイクだが、近くのトレーラーハウスに住む友人ジェリーが起こした「事件」のせいで、店の全ビデオの中身が消去されてしまう。困った二人は自分たちで映画をリメイクし、それを客に貸し出すのだが…。
この人に対する僕の印象は「アイデアマン」であり、「数学的」であるのですが、この作品にも遺憾なく発揮されています。ハリウッド有名作品を超低予算でぶっつけでリメイクしている映像はもちろんいいのですが、劇中にあらわれる小ネタ的な演出もなかなか良い。ちょっとわざとらしすぎるかな。。。と感じるところもあるのですが、インパクトのある映像は監督の気質が良く出ていてますね。
有名作品のリメイクの部分は本作の見応えのある部分なので詳しく語ることは避けますが、チープなアイデアの部分がちゃんとチープとわかりながらも、妙に納得をさせてしまう映像は素晴らしいです。観客が段ボールの着ぐるみを見たときに、それが段ボールであることを認識しながらも、「ああ、あれはあの場面だな」というのがちゃんと結びつくようにきっちりデザインしているのは流石としか言いようがありません。
ただ、いかんせん、脚本が弱い。こういう映画にどんでん返しや意表を突く展開を期待するつもりはないんだけれど、もうちょっとひねりがあっても良かったんじゃないかなあ、という気がしてしまうのも事実。一つのアイデアで完璧な映像を作り上げるPVのメソッドをそのまま持ち込んでいることが裏目に出てしまったのではないのでしょうか。ちょっと、導入部で退屈な感じがしました。
とは言うものの、後半のビデオ屋の危機からエンディングまで駆け抜けていく展開はなかなか面白かったです。最後のあのシーンは不覚にも涙が出てきてしまいました。自分で作品を作っていく面白さ、高揚感を味わったことのある人には、作品を通して流れ続けるDIY感覚がオーバーラップしてくるんじゃないか。監督は手作りで作っていく姿勢を一貫して賞賛していて、そういうことにチャレンジしている人に温かい視線を送っているのが、あちこちから伝わってきます。
{{itrackback}}[映画,ミシェル・ゴンドリー,Michel Gondry,Jack Black,Mos Def][カテゴリ:映画]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2008-12-4
2008.11.29(Sat) Hacienda 05 @ Rajishan
感想
ご来場頂いた方々、ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レジデント3名のプレイは安定して素晴らしいものでありました。綺麗めな感じの曲を丁寧にプレイしたShida君といい、古典的ハウスを差し挟みながらもいつもの独特のプレイを聴かせるIshikawaさんといい、バリエーション豊かな選曲で旨いプレイのysk君といい、メンバー各々に個性があって良いですね。
はてさて、私のプレイはというと、全編テクノで攻めさせて頂きました。「おしょー、おしょー」の黄色い声援を受けながらのプレイは非常に気持ちよかったですw初めはパーカッシブで軽快な感じでとばしてたのですが、中盤かなりどんよりダークな世界に展開してみたら、「あれ?反応薄い。」って焦ってしまいました。いやはや、修行が足らんですな。後半はメロディアスなものをぶつけてひたすら押してみました。
今回のプレイはかなり学ぶことが多かったですね。お客さんの反応を冷静に見て、ああ、楽しいなあって思ったのは、初めての気がします。今まではなかなか冷静さと楽しいって言う感覚が同居できなかったんだけれど。あと、イコライザーの使い方も色々凝ってみたんだけれど、それも良かったかな。収穫があったのはうれしかった。
今回は私のRodecを持っていって使ってみました。ミニマルとの相性を心配していたんだけれど、いい音が出ていたと思います。サウンドチェックの時にはキックのボンつきがちょっと気になっていたんだけれど、お客さんが入って、機械が温まってくると、かなり良い感じ。いつもはアレンかパイオニアのミキサーでミニマルを聴くことが多かったラジシャンですが、非常に新鮮な感じがしました。中低音のエネルギー感はミニマルでもかなり重要なんだなあ、と感慨深い思い。地味な曲を掛けても足が止まらない感じの安定したエネルギー感とでも言えばいいのかな?
プレイ後、お褒めの言葉をたくさん頂いたので、謹んでお受け致します。ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!
パーティのインフォ
Ishikawaさんのご厚意で、久しぶりに静岡でDJをします。コメントで持ち上げられまくっていて、いささか照れくさい気分です。最近はテクノへの接近を試みているウチに、掛ける曲の半分以上がテクノという感じなのですが、要所要所で雑食性のある雰囲気を出せたらいいな、と思っています。でも、「いつもがっちりドープな変化球」の心意気は忘れません。かなりヤバイネタを沢山仕入れていますので、その辺、きっちり出せればな、と。
この日は朝まで盛り上がるしかない!みんなで宇宙まで旅立とうよ!
Special guest DJ : zedosho(Melt)
DJ:Shida / ysk / Ishikawa
DATE:2008.11.29(Sat) 21:00Start
PLACE:Rajishan
CHARGE:1,500yen(w/1d)
INFORMATION:
Rajishan
静岡市葵区両替町2-7-11 SKTビル 1F
TEL : 090-3388-2290
COMMENT
今回はあのzedosho A.K.A 絶倫和尚が満を持しての登場!
静岡のパーティシーンにはかかせない存在であり、古くから様々なイベントのオーガナイズもつとめてきたベテランだ。テクノ/ハウスにとどまらず、様々な種類の音楽に対する深い造嗜は尊敬にあたいする。
DJプレイも他のテクノ/ハウスDJとは一線を画すアクの強い骨太な選曲とプレイで、フロアを決して飽きさせない。今回もディープでドープなプレイでみなさんを異次元に連れて行ってくれることだろう。
対してレジデントのShida、ysk、Ishikawaも「Deep Groove」をキーワードにテクノ〜ハウス、その他諸々行ったり来たり面白いプレイを見せてくれるはずだ。
外は大分肌寒くなってきたが、Haciendaに遊びにくれば身体も脳 も暖まるはず!
ダンスミュージック本来の楽しさを体感したければ、やはり Haciendaしかない !!
{{itrackback}}[音楽,静岡のパーティー,パーティー,Techno,Tech House,Click House,House,zedosho][カテゴリ:音楽][カテゴリ:zedosho]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2008-11-18
あぶらだこ - あぶらだこ(木盤)
あぶらだこのメジャー1stアルバムにて、Ruinsの超絶ドラマー吉田達也参加の、通称「木盤」。あぶらだこのアルバムは全て名前が「あぶらだこ」なんです。ハードコアパンクのバンドの中でも、ちょっと異質、というのが位置づけのようです。1984年発売。
怒濤のような音質は確かにパンクなんですが、変拍子のキメとかでも、一糸乱れぬユニゾンを決めてくるあたりは、結構技術力が高い。やはり、ドラムの吉田達也のすごさを感じずにはいられないです。そして、何と言っても、歌詞!ヒロトモの紡ぎ上げた、難解でとっちらかっているんだけれど、パンクを感じずにはいられない言葉の数々。町田町蔵にも通ずる何かを感じますね。
1曲目の「Farce」からして、やってくれます。「疲れた疲れた虚像に疲れた」の後のギターがメチャクチャ気持ちいいです。3曲目の「Row Hide」のイントロがメロコアみたいである意味かっこいいんですが、歌に入ってからサビまでのリズムの変化がタマラン。「Paranoia」は結構80年代らしいトーンでほっとさせてくれる感じの曲です。ラストの「翌日」が圧巻ですよ。ただひたすらワンリフで疾走していくんですが、エナジーがわいてきます。
{{itrackback}}[音楽,Rock,Punk,あぶらだこ,吉田達也][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2008-11-2
Luciano - Fabric 41
Lucianoらしい、流麗なハウスグルーブを体験できる一枚。このミックスは全然ドープにもならないし、奇怪な世界が繰り広げられるわけでもない。ミニマルやクリックハウス特有の硬質でタイトなビートに載せて、ディープハウスへ接近している作品。2008年らしいテクノの流れを象徴しているのかも。
適度にグルービーで、適度にハウスの温かさがあって、しかも、おしつけがましくない。あんまり気分が乗らないときでも、聴いているとすっと心に染み入っていくような一枚。
{{itrackback}}[音楽,Click House,Techno,Tech House,Luciano][カテゴリ:音楽]
- 焼いてくれ - ysk (2008年11月05日 21時51分25秒)
{{comment}}
{{pagelinkref}}
James Holden - 4 Years of Full Spectrum 19-9-08
いわゆるBorder Communityらしい強烈でトリッピーなエフェクトはあまりないし、そんなに強烈な印象は無いんだけれど、全部で3時間半を超える内容でも結構飽きることなく聴けます。単音のシンセを中心に引っ張る感じの曲が多いのかな。
全体的にゆったりとした感じの曲が多いし、ふわふわと風船が漂うようにゆったりと高みに上っていく感じ。
{{itrackback}}[タグ名1,タグ名2,...][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2008-10-7
Sleep - Dopesmoker
ストーナー・ロックの中でも、比較的Black Sabbath寄りの音を出していた(はず)のSleepが1曲52分という長大な曲"Jerusalem"をリリースし、ファンの度肝を抜いていたらしいのですが、この曲のリリースに絡むトラブルでバンドは解散してしまうというハメに陥ったようです。この"Jerusalem"には未カットのバージョンが存在しており、それをノーカット63分で収録したのが、本作"Dopesmoker"となるわけです。
このブツは生半可なものではないです。1曲52分、ひたすらスラッジ(なめくじが這うような超スローなテンポ)で、チューニングを落としたギターが奏でるモッサリとしたヘビーなギターリフを聴いていると、一体曲がどこまで進んで、どこまで終わったかがわからなくなりますw。そのギターの下をクジラのように巨大なベースが這い回るという、素晴らしい音質。ドラムは意外と同じパターンではなくて、結構手数の多いドラムを叩いていて、これも素晴らしい。ひたすら同じリフを弾きまくっているのも良し。ボーカルの咆吼も曲の雰囲気に良く合っていると思います。
これね。ストーナーって言ってるけれど、この代物は、イコール、ヘヴィサイケですよ。泥沼のような演奏の中にはまり込んだら、生半可なことでは抜け出せない。ジャーマンロックの"Guru Guru - UFO"の1曲目に近い、と言ったら説明になる?ならないね。聴いている空間がよじ曲げられそうな、どこまでもたなびくファズの効いたギターのロングトーン。Black Sabbathの持つ煙嗜好に止まらない意外と貪欲なサイケ嗜好を、ストーナーなんていうフィルターに通さずに、忠実に再現したような、感覚とか。
以下、昔のBURST!に載ってた歌詞を書いちゃいますね。頭が悪くて最高です。
水パイプを手に人生から落ちこぼれていく リフに満ちた国まで煙を追いかけて 水パイプを手に人生から落ちこぼれていく リフに満ちた国まで煙を追いかけて 進め草の民よ、ナザレ人よ 進め草の民よ、ナザレ人よ 明けていく夜を越えて 使徒達が起き出してくる 聖なるイスラエル、聖なるシオン山 砂に磨かれた世界に太陽の光が降り注ぐ 砂に刻まれた深い谷を隊商は移動する ハシシアンの信条を潜水夫達が掘り起こす レバノン 砂漠の軍勢、煙の誓約はなされた 獣達の背中でハーブの誓いは再び結ばれた 砂の海からストーナーの隊商が現れる 俗人は緑の湿地に聖杯を入れる 己を探る魂は煙を吐くパイプに信頼を見出す 使徒達は祈りの場所に登り煙を吐き出す ゴルゴダ 人類への審判はすぐに下されるだろう 緑のハーブの男達が正しき王を救うのだ 隊商が運ぶヘンプの種は マリファナに火を付けた信者と共に進む マリファノウト達は栽培のために地球に逃げ出す 新たなストーナー種族にとって栽培室は教会 衣装をまとった司祭が自由の種を蒔き、合唱は高まる 燔祭(はんさい)は全き煙の解放と引き替えとなる 隊商は開放感に酔いしれる 隊商は東の種を握っている さぁ煙を吐き出すのだ、信者達よ シンセミーリャの年代記 水パイプを手に人生から落ちこぼれていく リフに満ちた国まで煙を追いかけて 水パイプを手に人生から落ちこぼれていく エルサレムまで煙を追いかけていく
{{itrackback}}[Sleep,Rock,Stoner Rock,サイケ,煙たい,熱い,音楽][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
Queens of the Stone Age - Songs for the Deaf
詳しくは知らないが、Black Sabbathなんかを祖とする「ストーナー・ロック」というジャンルがあるようです。ストーナーとは"Stoner"というわけで、マリファナを吸った時の酩酊感にピッタリと合うことから、その名が付けられたようです。このQueens of the Stone Ageもストーナー界では有名なバンドであったKyussのギタリストが中心になって結成されたバンドらしい。
自分の場合、この手のヘヴィなロックは、Black Sabbathとか、Sleepとか、Borisとか、昔イヤーエイクなんかからリリースされていたようなデスメタルものとか、ちょっと違うけどBlue Cheer(ってこれも凄いバンド名だが。。)ぐらいしか聴いたことがありません。でも、このリフ重視の楽曲構成、ギターの音色のザクザク感、唐突な曲展開、とか、魅力は尽きないですね。うるさいし、速い曲もあるんだけれど、どこか酩酊感覚があるところがボンクラ魂をくすぐる。
のっけから、これサバスですか?みたいなかっこいいリフの曲が始まって、アルバム全体一気に聴けます。あんまりスローな曲は無くて、どちらかというと、バンドのみんながカチッと演奏しているのが映えるような疾走感のある曲が多いです。ボーカルのメロとか、歌い方は、結構ポップだと思うんですよね。煙の導く方向に偏りすぎないのがちょっとバランス感覚が良すぎて、食い足りないところもあるんだが、キメるところはちゃんとキメるぜ!って感じの一定ラインはちゃんと保っているのが味なのかな。
まあ、ストーナーと言っても、ポップです。たまには、こういうバランスの良いのも聴きたくなるでしょ?
{{itrackback}}[Queens of the Stone Age,Rock,Stoner Rock,煙たい][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
2008-9-23
Daniel Bell - Bunker Podcast #12
イントロの華やかさとは裏腹に全編地味な展開。それほどドープでもなければ、ドラマチックな感じでもないのですが、聴いてるとスルメのように美味しく感じる一品。気分選ばずにどんな時にも聴ける感じなので、BGMとしてはかなりいいんじゃないでしょうか。均質なビートの中にも、絶妙なトリックが隠されている。
{{itrackback}}[Techno,Click House,Daniel Bell][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
Harvey - Beach Set
詳細はわかりませんが、トラックリストも未完ながらあります。Beach Setの名のごとく、ダンスするための音楽というよりは、浜辺でねそべりながら聴いていたいような、リラックスした内容です。全体的にそうボトムにくる感じではないんだけれど、軽くビートにも乗れる、という絶妙なところを維持しているのがポイントですかね。ソフトな感じの歌ものや、心地の良いジャズロック、フュージョンに、若干のディスコ的なチューン。
1曲目がいきなりSoft Machineというバンドのジャズロックという獣道セレクトで素晴らしい。
{{itrackback}}[Harvey,音楽,Disco Dub,Dance Classic,Rock,Jazz][カテゴリ:音楽]
{{comment}}
{{pagelinkref}}
ページ情報
ページ最終更新時間:2009年01月22日 18時21分33秒
プロセス処理時間 : 0.94
このサイトのポリシー - 管理人