1998年発売。Rawkusから発売された2人の巨大なMCの競作であり、トラックは大半をHi-Tekが手がける。
今(2009年)になって、俺はあまりHip Hopを聴かなくなってきたんだけれども、このアルバムは今聴いても素晴らしいです。先鋭的なことをしているとか、極端なことをしていないけれども、飽きが来ない。自分は最近サイケデリックな音を中心に聴いているし、昔からポップ的なアルバムは聴いてもあまり反応しなかったんだけれども、このアルバムは別格です。聞きやすさ、アルバム通した曲中のバリエーションの多さ、タイトでストレートな2人のラップ、そういったものが、凡庸にならずに聴くことの出来るというのは、このアルバムの完成度の高さを示しているのではないだろうか。
Intro ~ Astronomy (8th Light)のちょっと不穏な始まり方と緊張感も素晴らしいが、Definitionで一転して明るいビートを聴かせるところの巧さ。とっちらかった感じが全くしない。中盤のB Boys Will B Boysのオールドスクールに敬意を示すかのような、Flesh!!!!!!!!!!具合。ラップも掛け合いもちょっと懐かしい感じでやっている。
押しつけがましくなく、平易にもかかわらず、どこかインテリジェントな引っかかりを持つところが俺の聴き所ですかね。
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