Charles Earland – Leaving This Planet

1973年作。プレイのタイトル曲を含む、とにかく濃い内容の一枚。ジャズというよりは、もうちょっとフュージョンに近い感じかも知れませんが、音はファットだし、プレイにも暖かみもあるし、聴き始めると最後まで止まらない内容です。ジャケットの通り、スペーシーな雰囲気を持つ曲も多く、そういうところも心が揺さぶられるところでしょうね。

Leaving the Planet / / CD ( Music )

Prestige( 1993-01-25 )

定価:¥ 1,084 ( 中古価格 ¥ 1,000 より )


このアルバム、何を置いても、1曲目の”Leaving This Planet”でしょう!アルバム中、唯一のボーカル曲ですし、この曲だけちょっと毛色が違うのですが、アルバム冒頭でいきなりこれをぶちかまされるのもインパクトが強くて良いですね。アルバムの最後まで聴くと、最初のこの曲を聴きたくなるという。

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テーマがちょっと哀愁が掛かっていて、壮大な雰囲気。まさにこれから地球を離れ、宇宙に旅立っていく瞬間を切り取った名曲中の名曲は、ある時オルガン奏者が気持ちよく弾くのをみて、オルガンに転向を図っただけに、ソロの部分も起承転結のはっきりした暖かみのあるプレイをしています。そのあとのサックスのソロも結構良いです。そして、再び歌に戻ってきたときのArpシンセで涙腺が大爆発。。これを聴かないで死ぬのはもったいない。

その他の曲も濃いです。録音の音質がどの楽器もグッと迫力を持って前に出てくる感じなので、全体的にスキマが無くてビッチリしているという印象。2曲目”Red Cray”の溢れんばかりのエネルギーは、かなりホットであります。途中のトランペットソロの辺りなんか、高速ビートに合わせて各楽器が好き放題やっていて、全然まとまっていない。でも、それがいいんですよ。”Asteroid”のうってかわったスウィギンなプレイも、やっぱり野太くて。全ての曲が、身体から放出されるエネルギーを隠しきれない。

個人的にはのドラムがあればこそ、こういう暑苦しい感じになったんじゃないかな、と思います。音色、ビートのタフさ、フレージング。変わったことはしていないんだけれど、とにかく迫力があります。

全体的に素晴らしいアルバムだと思うんだけれど、ついていけなくなってしまう人も居そうな感じがします。でも、1曲目を聴くためだけでもいいから、このアルバムに接して欲しいと思います。 

 

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