Massive Attackの前身と言えるWild Bunchと、グラウンドビートの顔とも言えるSoul II Soulが対決したライブ。プレイ内容から、おそらく前半がWild Bunchで、後半がSoul II Soulと思われます。
Soundclash: Wild Bunch Vs Soul II Soul – New Years Eve 1987
カセットテープで録音されたような荒い音質、決してクリアとは言えない音、過大入力で歪んでしまっているレベル、そういった要素が、このライブの迫力や生々しさを余計に駆り立てている感じがしていて、思わず胸が熱くなってしまいます。CDのクリアな音質が当たり前、という若い世代がこのミックスを聴いたら、どのように思うんでしょうか。僕と同じような事を思うことができるんでしょうか。そんなことを考えてしまいました。
プレイ内容はもちろん素晴らしいです。Wild Bunchの繰り出すファンキーなHip Hopは、聴きながら心の中でブレイクダンスを踊ってしまいたくなるようなノリのよいサウンドから、彼ららしいちょっと煙たいサウンドまで、抜群のセレクションをしています。ちょっとスタイリッシュな感じがUKの味ですね。でも、ラフだし。スタイリッシュ、かつ、ラフ。うむむ。Soul II Soulの方もやっぱり野太い感じがしますね。ダンスクラシックやハウシーなものを織り交ぜていますが、やはりタフに聞こえます。
MCが煽ると、笛がピーピーなるのが時代を感じます。でも、こういうプレイだとそういうことをしても負けないんでしょう。今だと、ちょっと考えられないっすね。
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